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本・雑誌 がんサポート
本・雑誌内容 がんサポートは、世界最新の科学的根拠(エビデンス)に基づいた視点から、良質な正しい医療情報を厳選し、提供していきます。エビデンス(Evidence)とは、根拠があって明白な証拠、を意味する英語。常に信頼の置ける情報と知識を提供することを使命と考えます。がんサポートは、がん患者さん・ご家族の方々の求めに応えるために、がん患者さんやがん患者団体の代表の方に企画に参加していただき、と同時にがん患者(読者)参加記事をできるだけ多くして、患者さんと共に考え編集していく考えです。患者さんにやさしい雑誌にしようと、できるだけ軽くて、環境にもやさしい用紙を用い、文字も大きくしました。「役立つ・読みやすい・わかりやすい・支え・癒し」をモットーに編集していきます。
本・雑誌内容詳細 【婦人科がん/診療サポート特集】

1 手術と同時化学放射線療法のメリット・デメリット
子宮頸がんⅡ(II)B期の治療はどのように選択するか
監修●的田眞紀 がん研有明病院婦人科副医長
子宮頸がんⅡ(II)B期の治療法として、『子宮頸癌治療ガイドライン』(日本婦人科腫瘍学会編)では「手術」と「同時化学放射線療法」の2つの治療法が推奨されている。ではⅡ(II)B期と診断された場合、患者はどのように治療法を選択すればいいのか。治療を選択する際の考え方について、専門家に話をうかがった。

2 QOLを維持するための治療法の選択を
Ⅳ(IV)B期および再発子宮頸がんの化学療法とサイバーナイフ
監修●鈴木光明 新百合ヶ丘総合病院がんセンター長/自治医科大学名誉教授
監修●宮﨑紳一郎 新百合ヶ丘総合病院放射線治療科サイバーナイフ診療部長
子宮頸がんの罹患者数は20代後半から40代前半が多く、若年層の罹患者が増えているのが特徴だ。初発Ⅳ(IV)B期と再発子宮頸がんでは、症状の緩和やQOL(生活の質)の向上のため、化学療法が行われる場合が多い。また、がんの局所制御に効果を発揮する、サイバーナイフによる放射線治療も注目されている。

3 今ある治療薬の有効活用を促進
子宮体がんの治療は遺伝子診断による個別化治療へ
監修●織田克利 東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座生殖腫瘍学准教授
子宮がんといえば子宮頸がんをイメージする人々が多い。しかし、現在は年間罹患数では子宮体がんが子宮頸がんを上回っている。以前はスポットライトが当たらなかった進行・再発がんに対する化学療法の考え方も変わり、柔軟な治療薬の使用と新薬に向けての遺伝子レベルの研究が進んでいる。

4 腹腔内化学療法の臨床試験も進行中
進行卵巣がんの治療は 手術と化学療法を組み合わせて行う
監修●藤原恵一 埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科教授
卵巣がんは早期発見が難しく、発見された時点で進行がんになっているケースが多い。その場合、治療は手術だけでなく、化学療法も組み合わせることが必要になる。手術と化学療法をどう組み合わせるのか? 化学療法の有効な投与法とは? 期待される腹腔内化学療法の効果は?――進行卵巣がんの最新治療について専門医に話をうかがった。

5 意外と知られていない公的支援制度
傷病手当金、障害年金を上手に活用しよう
監修●賢見卓也 NPO法人がんと暮らしを考える会理事長/看護師
監修●石田周平 NPO法人がんと暮らしを考える会理事/特定社会保険労務士
がんの治療には一般にお金がかかる。その上、今まで通り働けない場合もあり、生活面で助けが必要になれば、そこでもお金がかかる。マイナスを少しでもプラスに転じられないか? それはがん患者に共通の悩みだ。しかし、自分にあった制度に何があり、どう使えば役に立つのか知るのは至難の業だ。がん患者のお金の悩みに寄り添ってきた、NPO法人がんと暮らしを考える会の専門家のお2人に話を聞いた。

6 同じ悩みを持つ仲間や医療者がサポート
リンパ浮腫について知ろう、語ろう、「リンパカフェ」
監修●田端 聡 がん研有明病院リンパケアルーム看護師
乳がんや婦人科がん治療の後遺症の1つであるリンパ浮腫。残念ながら完治は難しいが、日常生活での注意やケアの仕方次第で良好な状態を保つことができる。がん研有明病院(東京都・江東区)では、リンパ浮腫に悩む患者が集まり、サバイバーや医療者も交えて意見交換を行う「リンパカフェ」が定期的に開催されている。どのように患者をサポートしているのだろうか。

7 高齢者機能評価ツールを用いて判断できる可能性
進行再発がんの薬物治療 進め方と止めどき
監修●長島文夫 杏林大学医学部内科学腫瘍内科准教授
昨今、抗がん薬や分子標的薬の開発が進み、たとえがんが進行再発した場合でも、治療選択肢は増えてきた。そうした中、新たな問題も生じてきている。それが「いつまで治療を続けるか」という点だ。ここでは、実際にがん患者の多くを占める高齢者を対象に、機能評価の指標を用いて治療を行う専門医に、薬物治療を進めていく上での考え方について話をうかがった。

【医療】

凄腕の医療人 あらゆる治療の可能性を考え 難治がんの膵がんに挑む
●神澤輝実 がん・感染症センター都立駒込病院副院長(消化器内科)
総合診療体制の基盤の上でがん医療に従事する、がん・感染症センター都立駒込病院。1975年(昭和50年)以来、膵がんの症例は通算で約3,000例。そんな中で胆膵がんの治療に日々励み、そこから得たヒントを糧に、自己免疫性膵炎とIgG4関連疾患の研究で世界的に脚光を浴びた副院長(消化器内科)の神澤輝実さん。医学誌『ランセット』の膵がん部門の総括者も務める凄腕の医療人に迫った。

がんのチーム医療・施設訪問 診断から退院後までを有機的連携で支える
●三井記念病院がん診療センター(東京都千代田区)
医師は目の前の患者の病気を治すことに集中する。一方で、ほかの治療選択はないか、患者の心のケアはどうなっているのか……といったことまではなかなか考えが回らない。そこで求められるのが、各科や様々な医療従事者との協力だ。三井記念病院では、昨年(2015年)6月にがん診療センターを発足させ、アクティブな連携を実現している。

医学会レポート ~AACR2016/2016ASCOクオリティケアシンポジウムから~
編集●「がんサポート」編集部
2016年3月に米ニューオリンズで開かれた米国癌学会(AACR2016)と、2月にフェニックスで開かれた2016年米国臨床腫瘍学会(ASCO)クオリティケアシンポジウムから話題を拾った。

臨床試験ガイド 2 服薬規定などは厳しい 医師やCRCとの連係が大切
監修●宋 菜緒子 がん研有明病院臨床試験・研究センター臨床研究コーディネーター主任・看護師
先月号では臨床試験や治験とは何かという基本を振り返った後に、どのような人が選ばれるのかということを見てきた。今号では、臨床試験が終わるまでを解説する。

患者のためのがんの薬事典 生存期間を延ばす新薬が登場 前立腺がん骨転移の治療薬
監修●湯浅 健 がん研有明病院泌尿器科がん分子標的治療・化学療法担当副部長
前立腺がんは骨転移を起こしやすく、ホルモン療法が効かなくなった患者さんの8~9割は骨転移を起こしています。その治療に、従来はランマーク、ゾメタ、メタストロンといった薬剤が使われてきましたが、今年(2016年)3月、新しい薬剤が承認されました。それがゾーフィゴです。これまでの3剤と大きく異なるのは、痛みや骨折といった骨関連事象(SRE)を抑えるだけでなく、生存期間を延ばす効果が証明されている点です。

【対談】

鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 遺伝子を検査することで 白血病の治療成績は向上します
●小島勢二さん(名古屋大学名誉教授)/●リカ・アルカザイルさん(イラク小児科医師)・前編
鎌田さんが代表を務めるJIM-NET(NPO 日本イラク医療支援ネットワーク)がイラクの白血病の子どもたちの支援を行っているのは周知の事実だが、信州大学で遺伝子検査を学んだイラクの医師、リカ・アルカザイルさんと、「名古屋小児がん基金」を5月に発足させた名古屋大学名誉教授の小島勢二さんに、東京・高田馬場のオフィスで、白血病治療から医療支援まで、大いに語り合ってもらった。

【生き方】

私の生きる道 30代でがんを経験「何か意味があると信じたい」
●皮膚がんの一種、有棘細胞がんを経験したアカペラグループ「INSPi」の奥村伸二さん(36歳)
アカペラグループ「INSPi」のメンバー奥村伸二さんは、昨年(2015年)、皮膚がんの一種、有棘細胞がんを患った。「がんを経験したことで、自分の中で生き方のスタンスが確立しました」。奥村さんはそう淡々と話す。30代という若さで患ったがん。病気というものを奥村さんはどう捉えたのか、当時の心境、現在の思いを伺った。

がん闘病記 4 「思えば遠くに来たもんだ」 2
●泉 幸夫さん
悪性リンパ腫発症後1年、今度は大腸がんを発症した男の人生の仕舞い方

【患者サポート】

がん相談 甲状腺がん/子宮頸がん/乳がん
甲状腺がん●回答者:杉谷 巌・日本医科大学付属病院内分泌外科部長
子宮頸がん●回答者:織田克利・東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座生殖腫瘍学准教授
乳がん●回答者:上野貴史・板橋中央病院外科医師

症状別おすすめ・レシピ (13)下痢・便秘の方の食事
レシピ・料理製作●渡邊太一 国立がん研究センター東病院栄養管理室 管理栄養士
快適な便通を保つには適量の食物繊維と水分の摂取、腸の働きを良好に保つことがポイントです。

患者会レポート 「乳房再建手術がわかる」セミナーを開催
文●片野佐保 NPO法人E-BeC
「乳房再建手術」の正しい理解の普及と乳がん患者さんのQOL向上をめざして活動するNPO法人エンパワリング ブレストキャンサー(E-BeC)は、3月27日、東京銀座の時事通信ホールで第2回特別セミナーを開催しました。

がん哲学外来 今月の言葉「病床にも知恵あり」
●樋野興夫・順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授
会いたい友人が訪ねてくれない(K・T さん、男性 63歳)
プロダクトNo 1281680755
出版社 エビデンス社
発売日 毎月16日
販売サイト >>>公式サイトはこちら
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